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​粋な着付け教室

現在出張のみ。1回5000円(約一時間半)+出張費1000円(23区内・横浜市・川崎市)

着物はどうにでも着ることは可能なのですが、カッコいい塩梅というのが難しいものです。
体型が隠れるような気がしますが、実は着物の方が体型のクセが目立ってしまうのです。

どうやったら自分を魅力的に見せることができるか、そういう気持ちで仕事では着付けをしてきました。
ですから、普通のきもの学院で習う着付けでは教えてくれない、よりあなた方の個性を引き出して、魅力的な着方を教えることができるます。

もちろん実践的に着こなせるようになります。

ご自分のお手持ちのお着物で練習していただきます。

詳しくは記載しておりますが、わからなければお気軽にご相談ください。

 

1.粋とは?

美しいとは、まずはちゃんとすることだと思います。それは上品な人の基礎です。
ファッションモデルと同じ格好をしても、きっと少しも美しく見えません。
それはファッションモデルとは、違う人間だからです。

スタイルがどうとか、顔がどうとか、そういう問題だけではありません。
美しさが整って、初めて少し崩したり遊びができ、「粋」になります。
なので、まずはしっかりと「きちんと着る」ことを覚えて頂きたいと思っています。

2.着物の選び方・・・詳細は下記

​・用途

・季節、柄 (体系別似合うデザイン、季節感がありすぎる注意する柄)

​・サイズ(身丈、裄丈は必須)

3.襦袢の選び方

・着物と季節を合わせる

・身丈は身長マイナス20センチ、裄丈は着物より長くならないように

・半襟のつけ方・・・下記参照

4、帯の選び方・・・下記参照

5、その他の小物で必要なもの

・たび
・肌着(できれば上下別・・・裾除けと上の肌着)
・タオル1本(補整用)
・腰ひも3、4本
・伊達帯2本
・帯揚げ
・帯締め

・帯枕

・襟芯
 

着付け練習時に、ご用意ください。

粋な着付け・着物語り      

 着物の選び方

 

きものには「染めのきもの」と「織りのきもの」があり、また「格」があります。

ここでは、代表的な7種類のきものを格や用途を目安として紹介。
紋の種類や数、きものの柄や合わせる帯、小物などによっては例外もあります。

黒紋付[くろもんつき] 日本の心を表現する「最高の礼装」

  • 未既婚を問わない最高礼装

  • 華やかで格式の高い袋帯と合わせ、お祝いの気持ちを込めて慶事に

  • 黒の名古屋帯(黒共帯)で喪の意を表して弔事に

黒一色の無地に五つ紋(背、両胸、両袖)を入れた黒紋付は、最も格が高い装い。

帯によって慶弔どちらにも着用することができる。

背中の紋(背紋)はご先祖様を、胸の紋(抱き紋)は両親を、両袖の紋(袖紋)は兄弟や親戚を表している。

留袖[とめそで] 最も格の高いきもの。

第一礼装(礼装)

  • 人生の中の通過儀礼としての用途に(結婚式など)

  • 帯は喜びが重なるという意味から「袋帯」を結ぶ

[黒留袖]既婚女性の祝儀用で、五つ紋が入っている。

 

 

 

 

 

 

 

[色留袖]紋付き、裾模様が特徴。既未婚を問わず着ることができる。

本来は白羽二重のきもの(下着)を重ねて着るもの。
最近では、比翼仕立て(衿や裾、袖を二枚重ねて着ているように見える仕立て)が一般的である。

 

 

 

訪問着[ほうもんぎ]  ひと続きの華やかな絵羽模様が特徴

  • 第二礼装(略礼装)

  • 晴れやかな場所でのおよばれに

  • 袋帯を結ぶ

肩から胸、袖を通り裾までひと続きになった絵羽模様が特徴。

白生地を仮仕立てしたものに絵をつけている。

 

付け下げ[つけさげ]  柄がすべて上向きになっている

  • 第二礼装(略礼装)

  • 晴れやかな場所のおよばれに

  • 袋帯を結ぶ

訪問着と同格。反物のまま柄がすべて上向きになるように染めるのが特徴

 

 

 

 

色無地[いろむじ]  一色無地の染めのきもの

  • 紋をつければ第二礼装(略礼装)
    なければおしゃれ着(外出用)

  • 紋があれば袋帯、なければ名古屋帯も結べる

紋をつければ訪問着とほぼ同格で組み合わせる
帯や小物によって、明るめの色のものは慶事、
暗めは弔事用になる。

小紋[こもん]  おしゃれ着の代表格

  • しゃれ着(外出着)

  • 普段着、街着として

  • 袋帯(柄や素材による)、名古屋帯、半幅帯

気軽なおしゃれ着として楽しめ、
多彩な着こなしが楽しめる。
江戸小紋などは、格が高いとされる。(訪問着と同格にも)

 

紬[つむぎ]  しっかりとした質感。通が好む魅力が豊富

  • しゃれ着(外出着)

  • 普段着、街着に

  • 袋帯(柄や素材による)、名古屋帯、半幅帯

 

素朴で温かみのある生地。
高価な結城紬や大島紬などもあり、奥が深い。

☆半襟のつけ方

・長襦袢・半衿・マチ針・縫い糸・縫い針・アイロン

 

・半衿全体をアイロン掛けします。

アイロン掛けは、絹の場合は中温で裏から、ポリエステル衿の場合は当て布をします。

 

 

 

・半衿の両端を2、3センチ折り込み、軽くアイロンを掛けます。

半衿を折り込むのは、半衿の長さ調整のためです。(しなくてもいい)

・縁に沿って、しつけ縫いをします。

しつけ縫いとは、本縫いではなく、縫い目や折り目を固定するために、

仮にとじたり、押さえ縫いをしておく縫い方です

・半衿の耳の片方を約1.5cmほど裏に折り込み、アイロンを掛け折り目をつけます。

 

・長襦袢の衿の表側(外側)を出し、背中心と半衿の中心を合わせ、マチ針で留めます。

 

 

 

 

背中心から、両肩あき、半衿の端までマチ針を留めてゆきます。

・半衿の端から、くけ縫いをします。
端まで縫えば、表側の衿付けが完成!

くけ縫いとは、一針すくって、その針目を返して一針進む縫い方です。この場合は、半衿と長襦袢の衿のそれぞれの折山から0.1cm内側を、両方同じ間隔(0.5~0.7cmくらい)で表に出ないようにすくって閉じていきます。

 

 

・長襦袢の内側(裏側)を出し、長襦袢の衿幅に合わせて半衿を折ります。

 

さきほどと同様に、背中心から、半衿の端までマチ針を留めてゆきます。

ここで軽くアイロンを掛けておきます。

 

さきほどと同様に、半衿の端からくけ縫いをしてゆきます。端まで縫えば、内側の衿付けが完成!

 

 

きものと同様、帯にも種類と格があります。

帯にはきものと同様に種類と格があり、長さや形、柄の入り方によってさまざまな種類があります。
同じ種類の帯でも素材や模様などによってきものとの相性は変わることがあります。

袋帯[ふくろおび]最も格の高い帯

  • 幅 約31cm×長さ 約4m30cm以上

  • フォーマルからカジュアルまで

  • 主に二重太鼓に結ぶ

主に金銀の糸が織り込まれたものは礼装や正装に。
軽めの柄のものはおしゃれ着や普段着に結ぶ。

名古屋帯[なごやおび] 結びやすさが魅力

  • 幅 約30cm×長さ 約3m60cm程度

  • セミフォーマルからカジュアルまで

  • 一重太鼓に結ぶ

肩から胸、袖を通り裾まで胴になっている部分が半幅になって扱いやすいのが特徴。
お太鼓が一重の分、長さは短い。きものに合わせて使い分けて。

半幅帯[はんはばおび] 扱いやすく手軽

  • 幅 約16cm×長さ約3m80cm以上

  • カジュアルに(柄によってはセミフォーマル)

  • さまざまに結べる

袋帯の半分の幅の帯で、結び方にさまざまなバリエーションがあるのが特徴。
おしゃれ着や普段着から浴衣までに合わせられる。

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留めそで.png
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