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  • 執筆者の写真人工進化研究所(AERI)

●再生可能エネルギー依存への危うさ、リスクの高さ 

●再生可能エネルギー依存への危うさ、リスクの高さ


1.ガソリン価格値上げ、4つの理由 原油価格の高騰の要因は、

以下のお決まりの4つがどのマスメディアでも言及されている。

①原油需要増:世界経済の回復基調

②円安傾向

③原油供給不安:OPECの追加増産見送り、アメリカのハリケーンの供給懸念

④天然ガス価格急騰:ロシアがEUとの駆け引きのために天然ガスを「出し惜しみ」


2.

(1)しかし、今回注目すべき重要な要因は、

『再生可能エネルギー依存への危うさ、リスクの高さ』だ。

具体的には、『欧州におけるさまざまな風力・太陽光発電量の低迷』だ。


(2)上記1~4の原油高騰原因に追い打ちをかけたのが、

この夏イギリスを襲った無風状態、いわゆる「風なき夏」だ。

風力発電はイギリスの電力供給の24%前後を占めており、異常気象で発電量が通常より大幅に落ちたため、電力需給が著しく逼迫した。

英政府は「脱石炭」を掲げて、再生可能エネルギーへの転換を進めてきたため、

火力発電所の設備余力が低下し、緊急時にすぐさま石炭に切り替えることができなかったのだ。


(3)英政府は「脱石炭」を掲げて、再生可能エネルギーへの転換を進めてきたため、

火力発電所の設備余力が低下し、緊急時にすぐさま石炭に切り替えることができなかったのだ。


(4)それでもボリス・ジョンソン英首相は、

引き続き風力発電を推進する構えで、「風力のサウジアラビア」を目指すと豪語。

大規模な洋上風力発電所の建設を後押しし、

10年以内にはイギリス全土の家庭用電力を100%風力で賄う予定だ。


(5)イギリスが「風なき夏」への対応を迫られたことに加え、

ドイツ共々ロシアの天然ガス「出し渋り」に泣かされていることも、

原油価格を押し上げる要因になっている。

石油、軽油、ジェット燃料の80%を輸入に依存しているオーストリアにとっても

原油値上げは深刻な事態だ。


(6)太陽光発電は、劣化問題は解決できそうだが、

ハリケーンや大雪等の自然災害、天候不順が致命的だ。


3.地熱発電:気象条件に左右されない唯一の再生可能エネルギー発電


原油や天然ガスのように

略物資として供給を政治的駆け引きの手段とされたり、

風力・太陽光発電のように

自然災害や天候不順が致命傷となったりする発電手法に比べて、

人工進化研究所(AERI https://www.aeri-japan.com/ )で

研究を進めている地熱エネルギーを利用した発電方法は、


①発電資源を他国に依存することなく100%自国産で供給でき、

②天然ガス火力発電を遥かに凌ぎ原子力発電に匹敵または凌駕する安定した100GWh級の発電量を実現できるポテンシャルを兼ね備えている。

以下参照されたい。


●コージェネレーション型マイクロバイナリー発電システム( https://www.aeri-japan.com/cogeneration-microbinary )

●スマートグリッド適応型地熱発電システム( https://www.aeri-japan.com/smartgrid1


米国カリフォルニア工科大学客員教授 Prof.PhD.& Dr 神室



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