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  • 執筆者の写真人工進化研究所(AERI)

AERI・HEL技術:対戦闘機・対ミサイル・対ICBM用 次世代迎撃レーザーシステム(AERI・HEL地対空防衛システム )&レーザー核融合その8

更新日:2022年6月11日

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●AERI・HEL技術:対戦闘機・対ミサイル・対ICBM用 次世代迎撃レーザーシステム(AERI・HEL地対空防衛システム )&レーザー核融合 その8

1.AERI・HEL技術では、レーザーの問題点を克服するいくつかのブレークスルー技術が実現されている。すなわち、①出力不足、②大気中の拡散によるエネルギーの減衰、③それに伴う到達距離の限界という3つの問題点を克服する可能性を拓く画期的・革新的技術である。

2.AERI・HEL技術で生成できる超短波レーザー・パルス(AERI・超短波レーザー・パルス)はフェムト(10の-15乗 1000兆分の1)秒という超短いパルス幅をもつパルスレーザーであって、数10テラワット(TW:テラワットは100億kW) という極めて高エネルギーである。連続発振モード(CWモード)では50MW程度。

3.このため、衝突する大気中の原子が瞬時にイオン化され、AERI・超短波レーザー・パルスに沿って、プラズマのファイバーが形成される。パルスの電磁場とプラズマ・ファイバーの間の複雑な相互関係をバランスさせることにより、AERI・超短波レーザー・パルスは大気中に分散しなくなり、逆に自ら収斂するようになる。

4.その結果、これまでの低出力クラスの高出力レーザーの射撃距離が10km程度にとどまるのに対して、AERI・超短波レーザー・パルスはこれよりもはるかに遠くまで到達可能となり、200kmを越える超長距離射撃を実現している。

5.さらに好都合なことに、AERI・超短波レーザー・パルスは、可視全波長のレーザーが含まれるため、全体としてはこの種のレーザー光は白色になる。白色になることで、様々の波長のレーザー光を送れるため、伝達できる情報量も飛躍的に増大するという革新的情報伝送能力を兼ね備えている。

カリフォルニア工科大学大学院物理学部門客員教授 Ph.D. & Dr. 物理学者 神室一翔



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