●AERI・HEL技術:対戦闘機・対ミサイル・対ICBM用 次世代迎撃レーザーシステム(AERI・HEL地対空防衛システム )&レーザー核融合 その6
1.レーザーには、大気中でのレーザー光の拡散によるエネルギーの減衰と、そのときの大気や気象の状態によりレーザーが曲げられるという技術的問題があった。
2.この対策として、空中発射型のレーザー(Airborne Laser: ABL)では、まず照準補正用のレーザーを発射してから、高エネルギーのレーザーを照射するという 2段階方式がとられた。しかしそれでも航空機に搭載できる規模のレーザーの威力は最大数10kmしか届かなかった。
3.これに対して、人工進化研究所(AERI https://www.aeri-japan.com/ )の空中発射型のAERI・HELでは射程距離200kmの超長距離を実現できる、50MWと極めて高出力のレーザー衝撃波を生成できる。
4.従来のABLでは、発射直後の弾道ミサイルICBMを撃墜しようとした場合、目標の近くに ABLの大型機を、敵ミサイルが発射されるまで長時間滞空させておく必要があり、厄介で危険すぎるという問題が指摘された。結局予算不足が直接の原因となり、2011年 12月に ABL開発計画は中止された。
5.その後の空中発射レーザーABLの研究開発は、航空機後方から接近するミサイルに対する防御システムやビジネスクラスの小型機に搭載できる小型タレット(回転発射台)の開発を重点として進められている。
6.これに対して人工進化研究所(AERI https://www.aeri-japan.com/ )の高エネルギーレーザー(AERI・HEL技術)は、50MWクラスのスーパーパワーで、可変波長可視~中赤外領域の任意の狙撃波長が選択でき、ICBM、戦闘機、ミサイル等の超音速飛行体を直接狙撃し無効化できる。
7.また人工進化研究所(AERI https://www.aeri-japan.com/ )から米国海軍に技術供与している対戦闘機・対ミサイル・対ICBM用 次世代迎撃レーザーシステム(AERI・HEL地対空防衛システム: https://www.aeri-japan.com/anti-icbm-interceptor-lasersystem )では、砲弾はもとより、200km程度先をマッハ20超(秒速7000m以上)で航行する超音速飛行体(例えばICBM、戦闘機、ミサイル等)を無力化できる。
8.従来空中発射レーザーABLでは、近距離(3km程度先)をマッハ0.5(秒速170m)で航行する飛行体(例えば無人航空機、ドローン)を破壊するにとどまっていた。
9.人工進化研究所(AERI https://www.aeri-japan.com/ )のAERI・HEL技術には、防衛システム応用の他に、核融合を起こす実験も行なわれている。従来の高出力レーザー(HEL)に比べてAERI・HELの出力は1000倍以上大きいため、核融合に必要な臨海温度が得られる。その結果、レーザー核融合に成功している。
カリフォルニア工科大学大学院物理学部門客員教授 Ph.D. & Dr. 物理学者 神室一翔

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